つれづれ

人生になんとか足掻こうかと思いはじめたおじさんのblog

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まさかこんなことになるとは

今週のお題「2020年上半期」

 

会社勤めしていると「四半期」って単位がよく出てくる。2020年の第1四半期は1~3月だ。そして第2四半期は4~6月となる。そして、第2四半期が「まさかこんなことになると」と皆が思っているだろう。

 

そう、新型コロナのことである。

 

人が動かなくなると、こうも世の中悪くなるのか、としみじみ思った。今も経済が全く改善されていない。改善どころが悪くなっていく途中なんだろうな、と思う。仕事は人が活動するから生まれるものであって、人が動かなくなったところにお金は生まれない。肌感覚で勝手なことを言わせてもらうと、あと3年はよくならんだろう。もしかしたら「失われた10年」がもう一度やってくるかも知れない、ぐらい思っている。

 

私自身の話で言うと、第2四半期に仕事が減り、テレワークとなり、残業がなくなった。当然、残業代が入らなくなり、手取りが三分の二に減った。その後は残業禁止となり、実際に働いたとしても残業を付けられなくなった。いわゆるサービス残業だ。残業代をちゃんと出してくれるところがまだ良い会社だと思えるところだったのに、それがなくなったら普通の会社だ。いや、むしろ悪い会社と言ってもいい。仕事はあるから残業やら家で仕事しないと捌けないのにお金はでない。これではやる気を無くす。

 

そもそも基本給が高ければ問題ないのかも知れないが、基本給だと大卒3年目ぐらいの手取りしかないのだ。それで40代も半ばで妻も子供もいる立場だと生活が苦しくなるのが目に見えている。そして、先に述べたようにこのような状況が10年続くかも知れないのだ。だったら転職するか、と考えるかも知れないが世の中の状況を考えると、とても良い形で転職できるとも思えない。だとしたら本来残業していた時間で他の仕事=副業を始めるしかない。土日も働く必要がありそうだ。

 

そんな状況なので、休みだからと言って家でのんびりできる雰囲気でもない。のんびりしているぐらいなら働けと、もうそろそろ妻が言って来そうである。雰囲気としては最悪だ。もちろん、まだ小学生の息子を育てて行かねばならないので、なんとしても稼ぐしかない。

 

そんなわけで2020年上半期を振り返ってみたら良いことはなく、この先のことを考えるともっと良いことはなさそうなので気分が鬱蒼としてきた。最近読んだ本に「物事をどう捉えるか、どう受け止めて、どう考えるかは自由にできる」と書いてあった。とても良い考え方だと思う。なので、この悲惨だと思える状況も考え方によってはプラスに捉えられるのかも知れない。かも知れないが、今のところ私にはその考え方はわからない。